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金子勝子の質問ルーム
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その後
最終更新日時:2010-12-04 / 投稿日時:2010-12-04
投稿者:困っています
理由を話すことが大事と教えていただいたので、私はお手紙にしてみました。その日のうちに長文のお返事が来て、押し切られてしまいました。もう一度お電話しようかなと思いましたけど、どうせ無理だろうと思ってあきらめました。何も行動しなかったよりはよかったかもしれませんが、やはりとても残念です。人生は大変理不尽だと思います。
悩み事
最終更新日時:2010-11-30 / 投稿日時:2010-11-28
投稿者:困っています
私の前の人が、先生に「この曲やってみない」と聞かれて、「いやです。絶対にいやです。絶対にやりません。」と答えていました。自分の思ったことを話せて本当にうらやましいと思いました。私はあきらめてしまいます。どうしたら思ったことを言えるようになるでしょうか。この人の半分ぐらいでも気持ちを言ってみたいです。どうかよろしくお願いいたします。
絶対いやです・・と、先生に答えていた方がうらやましいとのことですが、その先生がどういう状況の下でそのようにおっしゃったかがよくわかりません・・。もしもその生徒さんの状況の中で、プラスになると思われて勧めていらっしゃった場合には此のお答は先生の考えをはねつけることですから、先生は困られたはずです。
その後先生はなんと話されたのかもわかりません・・。生徒の方も理由も言わず絶対に・・という言い方は思ったことを口に出されていたとはいえ、言い方にいささか棘があり、理由を付けずに否定だけの話し方は、人間関係をぎくしゃくさせるもとで、あまり賢い答え方ではありませんが・・・。あなたもうらやましいとだけ思わず、このようなことを話される場合には、必ず理由を付ける必要があります。我慢するとそれがストレスになり、違った意味でぎくしゃくしてまいりましょう。そんな場合にはご自分が逆の立場になった時のことを考えて、話し方を考えることが大切です。その上で遠慮せず話されるといいのでしょう。
ショパンポロネーズについて
最終更新日時:2010-10-13 / 投稿日時:2010-10-09
投稿者:航(15歳)
金子先生こんにちわ
僕の先生からの薦めで今回初めてブログ拝見しました。
金子先生と言えば凄い生徒さんをたくさん世界に送り出していてすごいと度々感じています。そこで今回、ショパンのポロネーズについてお聞きしたいことが
なんてんか御座います。
1、ショパンの特徴はどのようなことでしょうか…
2、ショパンのポロネーズの作品71-1を弾きますがこの年齢でこの曲を弾いて大丈夫でしょうか…(心配です)
以上を教えて下さればさいわいです。宜しくお願いします。
1、難しい質問ですね!
一言で”こうです”といえないところが特徴で、曲によってもちろん違いがありますし、繊細さ&感情のほとばしりを軸に、ダイナミックに音色やタッチを変える必要がありそうです。そしてそれぞれの曲のリズムや特徴をよくとらえてくださいね。
2、ショパンの曲を弾いたことはありますか?貴方の演奏を聞いたこともございませんので、ごめんなさいね。これ以上のお答はしづらいのですが・・・。
ショパンについて…
最終更新日時:2010-10-13 / 投稿日時:2010-10-08
投稿者:朔
いつも楽しく読ませて頂いてます。
初めての質問ですが宜しくお願いします。
僕は、今年コンクールに出る事になりました。(ショパンを弾きます)
そこでなんですがショパンを弾くに当たって
おすすめの版がありましたら教えて下さい。宜しくお願いします。
本場(ワルシャワ)のショパンコンクールではエキエル板が支流のようですが、日本のショパン in アジア コンクールでは、パデレスキー版で大丈夫ですよ。
ご回答ありがとうございます。
最終更新日時:2010-09-15 / 投稿日時:2010-09-15
投稿者:セロリ
確かに、練習の際に「百発百中」を完全に追求できているわけではありません。
言い訳がましいのですが、今時間的な不足もあり、完璧な練習とより、要領よくやってしまう部分もあります。その点、不安材料になっていると思います。
ただ、普段は良く弾けているということは確かです。意識外にある不安がおっしゃるとおり倍加されて本番に出てくるのだと思います。
現在師事している先生にも相談した時、「技術的なことなど頭から離して、イメージをもって音楽に専念すれば緊張しない」といわれましたが納得がいきません。このアドヴァイスについてどうお考えでしょうか。
お返事に「百発百中」・・というくだりがありますが、ピアノはスポーツ的な要素だけではだめです。+音楽的なフレーズ感やイマジネーションを基にピアノ音楽を構築していく事が大切です。つまりピアノ音楽は芸術ですから、聴いている方に何が言いたい【伝えたい】のか、そして聴いている人にどれだけ感動を与えられるかを、技術の伴ったバランス感覚とコントロールで必要な音色を指、腕、体を駆使して表現していかなくてはいけません。その過程で少しでも無理があると、伝えられることも半減してしまいます。
上記の諸々を活かしながら完成度を高めていくという意味で、「百発百中」という捉え方には違和感を覚えます。毎回同じ演奏が出来る・・・と、いうものでもありませんで、基本的な面ではもちろん一定する必要がありますが、今日と一昨日とでは音楽的なイマジネーション&音色感&ハーモニー感に多少違いが出てきたりするものです。それこそ生きた音楽たる所以です。
中学生の君には少し難しいかもしれませんが、総合的な諸々の部分を常に鑑みながら音楽を構築し、その完成度を高めていくのです。音楽の背景と構成の中で頭と心と感情がバランスよく活かせる工夫を常に心がけて、自信の持てるまで徹底した取り組みが必要です。
その先で始めて気持ちに余裕も生まれ、自身の演奏を思う存分奏でる・・という構図になるのですが、思うように弾けない場合には何処かに足りない欠けた部分があると申せましょう。
その面では先生のおっしゃることはある部分決して間違ってはいません。
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