金子勝子の質問ルーム

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指導とは…

最終更新日時:2007-09-09 / 投稿日時:2007-09-09
  • 投稿者:ひらひら
  • 金子先生こんばんは。いつも拝見いたしております。私は、ピアノ指導者ですが、今日という今日は、分からなくなってしまいました。私は、特にコンペ前や、ステップ前などには、大きな声で歌ったり、踊ったりして、生徒たちをその気にさせたりして、本番へ持っていくやり方を、ずっと行なってきました。先生について指導の勉強もしましたが、その時の先生とは同じ教え方ではありません。そのときの先生は、まったく歌いませんし、弾きませんし、淡々と、低い声で「あんた…ラララ〜歌わなきゃ…駄目じゃない…」と、言うようなレッスンでした。テクニックや基礎は、バッチリご指導なさいますが、「私は、歌ったり音楽的に弾かせるようにその気にさせるのが下手なのよ…」と、ご自身もおっしゃっていらっしゃいました。私がレッスン中に歌って生徒に聞かせることを「とても良い」と、ほめて下さいました。その先生と指導の基本は同じですが、自然に「私」の教え方が生まれていきました。しかし、私が今現在、演奏の指導をうけている先生は、主に大学生を教えていらっしゃいますが、私の教え方に反対のようなことをおっしゃいました。「それは、先生のコピーを押し付けているに過ぎない…自分の音楽をさせないと…僕は、特に何もしなくても生徒が音楽的に弾くと評価されている」と、おっしゃいました。少し反発の気持ちがありましたが、子供の自立のことを考えると、それも一理あるかと思い、今は、決して歌ったり踊ったりしません。でも、大学生と小学生では違うような気がするのですが、でも、審査員をなさっていらっしゃる先生がそうおっしゃるなら、そうなんだろうとそう思いました。(先生の私以外のお弟子さんの演奏は聴いたことがありません。)私は、まだ結婚していません。結婚はするつもりですし、子供も生んで育てるつもりです。手離さなければならないときが必ず来ます。ですから、もう、私のお得意の、歌って踊って体当たりレッスンは、しないほうが良いと思うのです。そうしてあげなければ弾けない生徒になってしまったら困るからです。私は、フジコ・ヘミングさんもおっしゃっていたけれど、苦労して、泣いて、つらい思いをして、人の痛みを知って、心が成長して、聴く人の心の琴線に触れるような演奏が出来るのだと思います。でも、やはり子供は、感受性が豊かで表情豊かな大人が「刺激」を与えなければならない場合もあるような気がします。迷ってしまい、悩んでいます。もうすぐステップを受ける生徒たちを来月その先生にレッスンしていただきます。どのようにして、レッスンして行ったら良いのか…まったく分かりません。指導で自分を見失ったのは初めてです。こんなとき、どうしたら良いのでしょうか…。お忙しいとは存じますが、何かアドバイスを宜しくお願い申し上げます。

  • 拝見致しました。
    大切なことはそのことによって生徒が伸びているかどうかなのですが、貴方はすでに独立なさっておられる方。

    貴方の仰るとおりだとすれば、先生は干渉しすぎかもしれませんが・・・はっきりした様子を拝見しておらず、何が先生のコピーなのか良く判りません。躍動感が必要だったり歌う部分をピアノで表現させる場合は、音だしとともに、音楽的に育てようと思ったら、このことは欠かせません。

    このようなことは子供のうちから肌で心で感じさせていくようにするための方法です。

    要するに言葉のイントネーションを教えるのと一緒で、フレーズの句読点の抑揚や、リズム感(その躍動感)その打鍵の仕方などは、しっかりと子供のうちに身につける必要があります。

    子供は言葉だけでは中々難しく、全て少しオーバーなぐらいに持っていきませんと身につきません。(その後頃合・・・体の重心が据えられる時期を見計らい、合理的な無駄の無い打鍵方に修正していけばよいのです。回り道でもこのことはどうしても必要です)


    ただし子供の体は成長途上で関節も柔らかく、機能も分離独立しておらず安定しておりません。そこで関節のいささか弱いタイプは体を揺らして弾いてり、首を動かしたりします。(音楽的感受性豊かな子ほどこの現象が起きやすいです)

    大切なことはこのことを急にやめさせるのでなく、その子の体の発達状況に合わせて、徐々に直せば必ず治ります。音楽的な感受性を引き出せない方がもっと具合が悪いことといえましょう。 


    そして大人になり人の痛みを知って、心が成長して、聴く人の心を打つ演奏の表現法が初めてこれらのことでたやすく出来る様になります。

    この期間が無く育った人は、その後音楽を表現する手立てがわからず、それは苦労するようです。理解できるまで何年もの期間が必要になる様です。

    一方子供のときから徐々にその方向へ導けば、たやすくそして正しく音楽的に、ご自身の音で深い内容を探ることが出来るのです。

    このようなことは貴方のご意見だけでなく先生のご意見もお聞きしないとはっきりは申し上げられませんが・・・。先生がそのご指導で立派な生徒さんを送り出されておいででしたらそれはそれでご立派ですが、少なくとも子供の場合は、レッスンで黙っていてはその子の音楽性を引き出すことは出来ません。貴方のご指導に自信を持って下さい。貴方は大人なのです。

    独立出来るはずです。しっかりご自分の考えを持ち、行動しては如何ですか?迷う必要も無いのです。そして結果が出せるまで頑張ってください。

    先生のところに行くということはそれを肯定なさっておられるからではないのですか?行けば同じ事を言われるのでしたら何故いらっしゃるのですか?

    又同じ事で悩むだけではないのでしょうか?このようなことは相談するまでも無くご自分で判断なさればよろしいかと・・・。どうしても違いを感じるのであれば、どうしたらよいか・・・そこを考えるのが大人の貴方のなさらなくてはいけない事でしょう。

    最終的な判断は貴方ですよ・・。

    以上、貴方のコメントをもとに答えさせていただきました。

ありがとうございました

最終更新日時:2007-09-07 / 投稿日時:2007-09-07
  • 投稿者:みみ
  • お答え頂きましてありがとうございます!
    酒井先生は、私もお名前だけは存じ上げていました。10月の講座、ぜひ聴きに行こうと思います。
    右手がよくなったら、いつか金子先生のピティナステップにも参加してみたいと思っています。頑張ります!

薬指が巻き込んでしまう

最終更新日時:2007-09-06 / 投稿日時:2007-09-06
  • 投稿者:みみ
  • 金子先生、はじめまして。いつも楽しみに読ませて頂いております。
    私は趣味でピアノ教室に通っている社会人女性です。最近弾いている時、右手の薬指が手のひら側にくるんと巻き込んでしまって、困っています。巻き込んだ状態の時は、右手全部の指の付け根の辺りが固まったような攣ったような感覚になっています。
    こんな状態ではいい音を出すのにほど遠いと思い、先生の『指の支えをつくるメトード』を少しずつ弾いてみたところ、直後は薬指が安定するようになりました!でもしばらく経つとまた・・・。
    こんな状態を直すためにはどのようなトレーニングをしたらよいのでしょうか。しっかり直して豊かな音で弾けるようになりたいです。お答え宜しくお願い致します。
  • 実際に拝見していないので、お書きになった内容で想像することしかできませんが、来月10月28日(詳細はHPのニュースページをご覧下さい)に、指や手の障害についての講座を致します。酒井先生はピアニストなどの指のことなどを研究なさっておられる方で、お医者様ですからきっとお役に立つのではと存じます。

    是非お出かけになられて、心配でしたら診察をしていただくと良いでしょう。貴方の症状から軽度の障害も考えられます。指メトードをやった後は良くなるとの事・・。
    ゆっくりゆっくりおやりになって、様子を見てください。

    どうしてもだめな場合には。酒井先生に見ていただくとよいでしょう。

テクニックについて

最終更新日時:2007-09-01 / 投稿日時:2007-09-01
  • 投稿者:ピアノ
  • 私は某音大でピアノを勉強している者です。最近、自分のテクニックに限界を感じ、大変悩んでいます。
    大学の試験では、40分程度のプログラムを演奏することになっているのですが、どの曲を弾いても、安定感がありません。
    特に、バッハや古典派の曲を弾くとき、ものすごく弾きにくいと感じてしまい、どうしてもツブがそろわないのです。表現したいことがたくさんあるのに、思うように表現出ずにいます。何か短期間で改善できる方法がありましたら教えて頂けないでしょうか?宜しくお願い致します。
  • 40分の曲・・といいますと、かなりの量になりますね、少しでも無理な打鍵を続けていますと弾けなくなる恐れがございます。

    毎日どんなに量が増えても弾く前の指のトレーニングとしてハノンなどはスケール全調アルペジョ全調、オクターブや、その分散全調、私のところでは後3度やできる人には和音の練習などもやっています。

    要するに脱力が出来てなくて、手首に力が入っていたり、打鍵した後に指に力を残したままの状態を長く続けますと、だんだん手首や肘が硬くなり、指がほぐれず動きが悪くなるはずです。これらの基本練習をまずやり直すといいでしょう。

    そのような場合、時間も足りなくなる恐れもございますが、初心に戻って指メトードの瞬発力で落として抜く・・・の練習を途中までやりながら、やり終えた調のハノンスケールの平行短調も入れてアルペジョやオクターブも一つか二つの調ぐらいでなされば、実行できるはずです。

    特に曲でやっている調は入念にスケールなどやり直すこと。音のでこぼこを揃えることはもちろんです。
    (入りにくい指は瞬発力で入れる練習を他と揃えられるまで丁寧にさらうことが必要でしょう)たくさんの曲をこなす場合は、計画の立て方が大切になります。このような基本練習に徹する日を盛り込みながらなさる事をしてみてください。

譜読みの仕方について

最終更新日時:2007-08-25 / 投稿日時:2007-08-25
  • 投稿者:さくら
  • 金子先生、こんばんは。
    先生のひとりごとのコンペのお話を拝見し、考えさせられると共に私も大人になってピアノを再開した1人でもあります。

    先生にまた初歩的なご質問をさせて頂きます。
    『譜読み』のことなのですが・・・
    私は譜読みがとても苦手です。
    先生がご指導なさっている、正しく効率の良い譜読みの仕方についてご助言頂ければ幸いです。

    大人になって再開すると『今さら』という事が多くなります。
    とても初歩的でお恥ずかしい質問ですが宜しくお願いいたします。

  • 譜読みのことでご質問ですが、このことはあなた自身にまずどの程度の読譜力がおありになるかがわかりませんと、お答えが難しいのです。

    それこそたどり弾き程度・・やっと一音一音の音を確認しながら弾く場合ですと、何が原因でそうなのかは実際に様子を拝見しないとわかりません。いわゆる譜の認知力の悪い場合と、指に問題がある場合などもあります。

    又、曲の種類(難易度)によっても違います。この辺はそれぞれの能力に合わせて、実際にレッスンを積み重ねながら、ヒントを与えるしかないのです。

    つまりこの文面から正しいお答えをすることは難しいということになります。このように読譜力はそれぞれ違い、一言で申し上げることは出来ませんこと、ご承知くださいませ。
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