金子勝子の質問ルーム

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よくわかりました

最終更新日時:2009-04-02 / 投稿日時:2009-04-02
  • 投稿者:セロリ
  • アドバイスありがとうございました!よくわかりました。もう一度挑戦してみます。

ありがとうございます!!

最終更新日時:2009-03-31 / 投稿日時:2009-03-31
  • 投稿者:セロリ
  • 即日、ご返答を頂き本当にありがとうございます!
    具体的に方法を教えてくださり非常によく理解できました。このように、具体的に言われれば反映する事ができるのですが、やはり自分で弾き方や構成を考えることが難しいのです。何度も申し訳ありませんが、自分ひとりで練習していくことにあたってのポイントを教えていただけるとうれしいです。
    よろしくお願いします。
  • まず曲の時代背景(内容)をつかんだ上で、構成の中でフレーズをどう構築していくかです。逆に曲全体のフレーズをつかんでいけば(しかしフレ−ズをつかむ・・という作業は、文章でいう句読点と同じです。これをつかむ力がないと音楽を構築することは難しくなります)全体像が見え、作曲家が何を言おうとしているかがかなり見えてわかってきます。これを基に全体をどうするか構成を考えていくのです。

    この際大切なのはハーモニーの移り変わりです。バランスを考えた上でどんな音色にしたらいいかはフレーズの行方に合わせる必要があります。また難易度の高い芸術作品の中にはいろいろな音がある中で、大切なメロディーラインなどが含まれていたり、同じスイング感でも曲により少しづつ違ったり、これらをもとに芸術ですから全く同じ・・ということはありません。しかしある一定の格調の高さと申しましょうか・・ラインは要求されます。

    そしてこの流れの中でアーティキレーション&ペダルなども考える必要があるのです。このようなことはいろいろな曲に携わり(音楽全般)を頭の中に入れながら、アイディアなども経験の中から活かされます。したがって芸術的な曲での専門分野はある経験と知識がどうしても必要で、これらがまだ蓄積されていない中学生には芸術的に難易度の高い曲などかなり難しいことでしょう。それらの芸術的な作品をあらゆる角度から鑑みて完成させることは、専門家でもなかなか大変なことです。蓄積のない中学生が一人でこなすとなるとどうしてもアマチュア的になってしまうのです。

    せっかく先生に指導していただいているのですから、その辺りは先生にお任せになりながら、ご自分での構築力を高めるために生の演奏やCDなどを漠然と聴くのではなく、ご自分がどうしても納得できなかった所や、解りにくいところなど注意深くいろいろな方の演奏と聴き比べられてでもよいと思いますが、積み重ねることです。
    そうしながら、そのための専門家から上手に指導を仰ぎ、成長していってくださいね。これらのことは一朝一夕に行かないので、みな大変苦労しているのです。焦らずいろいろな面での勉強を積み重ねてくださいね。

勉強との両立について

最終更新日時:2009-03-31 / 投稿日時:2009-03-31
  • 投稿者:さよこ
  • 先生のお言葉は大変勉強になり、いつも更新を楽しみにしております。待望のご本の方も早速注文させて頂きました。
    4月から6年生になる子供がおります。コンクールの時期になりますとどうしても練習時間が増えるために学校の勉強(主に復習)がおろそかになり、授業についていけずテストの点数もかなり下がってしまいます。本人は意に介さずですが、中学生になるとますます勉強とピアノの両立が難しくなると思います。この年齢のお子さんは、曲の難易度が高くなってくる中でどのように両立させていらっしゃるのでしょうか?
    最近になってやっと楽しさが分かってきたピアノをやめずになんとか両立できたらと思っております。どうかアドバイスをお願い致します。
  • 勉強との両立は小、中、高とわが門下生も皆、それぞれ大変な思いをしながらこなしているようです。しかし残念ながら私はそれぞれの門下生がどんなふうに苦労し、それを乗り越えているか詳細はわかりません。

    またこのことは通っている学校の距離(往復の時間)などもかなり影響します。特に私立の名門校などに通っている生徒は、かなり大変なようで、たとえば名門音楽高校や、音大を受験するために、勉強グレードのやや楽なところを選んだり、練習時間を確保するためにより自宅から近い中学に行く人などは、ピアノの道へ進むためのとる流れです。一方門下生の中には、途中で有名受験校に行きながらピアノも続けている人。受験直前に1,2年ピアノから遠ざかり、大学に入りまた好きなピアノに精を出す人も多くなってきておりますが、それぞれの資質などにもより、一概にこうだと決められないことでもあります。お子様の諸々の状況の中で、どうしたらいいかの判断は親子で十分話し合うことが大切でしょう。

練習に行き詰ってしまいます

最終更新日時:2009-03-30 / 投稿日時:2009-03-30
  • 投稿者:セロリ
  • 金子先生、こんにちは。いつも楽しく読ませていただいてます!
    僕は今度中2になりますが、最近なぜか練習に行き詰っているのです。具体的に言うと、今は例えばリストの
    「森のささやき」をやっているのですが、譜読みができて両手が弾けても、その後の表現を自分で吟味していくと言う作業で、どうすればいいんだろう?となってしまい、それ以上の追求が滞ってしまうのです。
    音色を変えたり、ペダルの使い方や、気持ちの持っていき方も色々やってみたりしていますが、結局自分の求めているものが見えていないので、これでいいのかどうかもわからないのです。小学校の頃は、練習もいろいろやって飽きなかったし、PTNAでも全国で入賞をしたりしていたのに、最近しっくり来ないのです。
    ツェルニーや平均律はまだ楽しく研究できるのですが、
    ロマン派ものなどになると、にっちもさっちもいかなくなります。譜読みが終わったら、まず、なにから手を付けたらよいのか?習っている先生にも聞いて見ましたが、「それはゆっくりやっていくしかない、すぐに答えは出ない」との返答で、いまいちわかりません。
    中学生になって突然こうなることは、よくあるのですか?どのように練習していけばよいのでしょうか?
    お願いします。教えてください。
  • 行きづまりの現象を気にされていらっしゃることは、一つステップを上がるために今とても重要な位置にいらっしゃるといっていいでしょう。

    これは私のあくまでも想像ですが、貴方はきっと音はよく入り拍をしっかりと押さえてきちんと弾くことはとてもお得意な方なのでは・・・?しかしロマン派の曲は背景を元にイメージをふくらませながらレガートにフレージングを構築することが多いのです。

    たとえばリストの”森のささやき”などの場合、右手の一小節目の6連のイントロ部分で、誰でもはじめは困惑するはずです。
    まず気をつけることがあります。PPで始まりこの6連をどう弾くかを考えなくてはいけませんが、5,4の指で重音、そしてこの6連のモチーフを活かすことを考えなくてはいけません。

    この部分の弾き方は最終的には3度の重音に支えが軽く入るのですが、決してキーの底まで重さをかけずに音量は他の単音と同じ音量まで持って行き、指腹でこの6連のモチーフの音形の行方を誘い込みながら、森のささやき(樹木の葉があたかもすりあい、それがささやいているようなイメージを持ちながら、手首には決して力を入れず支えるようにして 音を構築していきます)

    初めはうまく弾けなくとも、5,4の重音をしっかり捉えられるようにした上で、ハーフタッチでこなせるように練習してください。いつの間にか弾けるようになるはずです。

    そして左手はレガートに方向性を活かして構築していきます。
    もちろんバランスを考えて・・・。以上がヒントです。

    レガート奏法を課題に今後勉強なさるといいかもしれません。しかしあなたの音を聴いたうえでの答えではございませんから、違っていたらごめんなさいね。

    頑張ってみてくださいね。

指導者の練習時間の件

最終更新日時:2009-03-28 / 投稿日時:2009-03-28
  • 投稿者:のりこ
  • 金子先生アドバイス有難うございました。以前はされてたとの事、やはり生徒さんの弾かれる曲はマスターされてたのですね。生徒さんからどんな曲か先生弾いてみて、なんていわれると弾いたことのある曲はいいのですが初見状態になると・・・やはり指導者の技術は磨いておかなければいけないのだと思いました。有難うございました。
  • ピアノ曲は何万曲とあります。全部マスターなどは出来ませんが、それぞれの曲のポイントや背景&特徴に基づいた構成などを捉える力がなくては指導者はやれません。進度や、その特質、特徴など踏まえた上でコンクール曲や音大&音高受験曲、試験曲など含め、自身がやったことのある曲しか教えられないのでは指導者として成り立ちませんでしょう。それをそれぞれの資質の中でどう弾かせ、引っ張り上げることができるかが、指導者にとって一番大切です。しかし指導者は自身で曲の構成力、構築力を元に、よい音色の表出やレガートの表出ができ、リズム感やフレーズ感の良しあしが認識でき指摘できなければ、いくら弾けても良い指導者にはなれません。それとバランス感覚やレッスン受講生の欠点や長所を捉え、悪いところなどを直す手立てが分かるようにならなくては決して良い指導者にはなれません。

    演奏家は自分との闘いですが、指導者は相手をどう引き上げるかが勝負です。以上を基に良い指導者になられるよう頑張ってくださいね。
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