金子勝子の質問ルーム

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ピアニストとは?

最終更新日時:2007-09-22 / 投稿日時:2007-09-22
  • 投稿者:ローズ
  • いつもブログやWebサイト、楽しく拝見しております。
    9月21日のブログ、興味深く最後まで読ませていただきました。豊富なご指導経験に基づく、貴重なお話をどうもありがとうございました。ピアノ道は、本当に難関がいっぱいで、厳しい道であることが改めてわかりました。
    私は、趣味でピアノを楽しんでいる社会人です。時々グランミューズなどに参加しますと、有名な金子一朗氏はじめ、音大等で音楽専門教育を受けていない方、他の職業をお持ちの方でも、説得力のある演奏をなさって有料のコンサートを開いている方に出会います。
    他方、先生がブログにかかれたように幼い頃から着実に学んで、数々のハードルを越えながら、音楽(ピアノ)一筋できた方が日本中にお名前を覚えきれないくらい存在し、毎夜どこかしらでどなたかのリサイタルが開かれている状況です。国際コンクールに挑戦して世界に羽ばたいて行く方もいらっしゃいます。

    どちらも、音楽を真剣に勉強し、音楽によって何らかの収入を得ている(または得ることを目指している)という点で共通しています。
    先生におききしてみたいのは、
    先生がピアノを専門的に指導されるにあたって目指されているゴールというものはあるのでしょうか。もしあるならば、どのようなものなのでしょうか。先生のおっしゃる「ピアニスト」とは、どのような人のことなのでしょうか。

    前々からおききしてみたいと思っていたことです。
    先生の熱のこもったブログを拝見し、この機会にうかがえたら、と思い切って質問させていただきました。
    答えにくい質問でしたら、まことに申し訳ございません。
    もしお差し支えなければ、お考えをおきかせいただければ幸いです。
  • カキコ拝見致しました。まずピアニストにゴールはございません。何故か・・といいますと、ピアニストは芸術家なのです。芸術家にゴールはございません。それは”死”を意味しますが、現在では録音技術も進み、死後もすばらしい演奏を聞くことも可能です。公で残っていくのは一握りの演奏家のみですが・・。実はお金をいただいてリサイタルやコンサートをする事は大変なことなのです。常に感動を与えられるピアニストにならなければいわゆる芸術家とは言いがたい・・といっても過言ではございません。

    もちろん門下の生徒のレッスンでも、常に感動を与える演奏の表出を心がけ、そしてそれを一人ひとりの個性の中で要求しております。それが個性であり、芸術につながると考えるからなのです。

無題

最終更新日時:2007-09-19 / 投稿日時:2007-09-19
  • 投稿者:モモ
  • お忙しい中をお返事頂きまして、また体験レッスンのお誘いをありがとうございます。
    その頃までに頑張って勉強して参りたいと思います。

練習方法のことで

最終更新日時:2007-09-18 / 投稿日時:2007-09-18
  • 投稿者:モモ
  • いつも更新をとても楽しみにしおります。
    小4の息子の事で質問させて下さいませ。

    最近はハイドンのソナタ・ツェルニー30番・バッハのインベンション等を勉強しておりましたが、ここ1ヶ月程シューベルトの即興曲0p.90−2取り組んでおります。しかしなかなか思うように弾けません。スケールの続く部分で肩や腕に力が入ってしまい、テンポが上がるとなめらかに弾けません。本人はこの曲が好きでいろいろなCDを聞き比べ自分なりに「こう弾きたい」というイメージがあるようなのですが、思うような音がでず、どのような練習をしたら良いのかも分からず落ち込んでいます。先生は、とにかくテンポを上げることを要求なさいます。
    この曲を練習する時のポイント等をお教え頂けましたら幸いです。
    よろしくお願い致します。
  • お気持ちはわかりますが、このようなご質問は実際に音を聴き、弾いている様子を見ながらでないと正しいお答えは出せないのです。

    うまく弾けない場合、一人ひとり状況が違い、したがって原因も色々です。こうすればうまく弾ける・・と一言で申し上げることのできるような曲でもありません。

    もしお近ければ、12月に体験レッスンを致します。先生とご一緒にいらしてみては如何ですか?具体的にはHPの体験レッスンページをご覧下さい。

追伸…

最終更新日時:2007-09-10 / 投稿日時:2007-09-10
  • 投稿者:ひらひら
  • 度々すみません。なぜ、先生に自分の生徒をレッスンしていただきに行くのか申しますと、私の先生であり、私は、先生からの貴重な教えを、生徒たちに伝えて行きたいからなのです。私は、いつも自分がレッスンで教えて頂いたことを、生徒たちの年齢に合わせて分かるように教えています。そして、曲がだいたい仕上がったところで、先生にみていただきに行くことはとても刺激になり、生徒も私も楽しいのです。そして、先生は、子供に分かる言葉ではなく、あえて、大人の言葉を使われるので、私が同時通訳して、生徒は、ニコニコ笑いながら楽しくレッスンを受けます。そして、帰ってきたあとは、レッスンについての話し合いをします。「先生が教えて下さったこと、これは、今度までにまたは本番までに直せること、こちらはこれから何年かかけて直していくこと」と、言うように分析します。そして、練習方法を考えていきます。しかし、その「とんちレッスン」に水を差す出来事がありました。今はもう辞めましたが、中学生の女子の生徒の母親が、自分の子供を抜け駆けさせたくて、(自信がないから)先生に私の知らない裏で、あれこれ連絡を取ったらしいのです。それを、私にの前で「あの人〜(先生のこと)昼間何してんのかしらね〜」とか、「わたし〜教育ママと、思われちゃってるのかしら〜」とか、言い出すのです。レッスンの予約の手続きなど、私が全部引き受けているのに、おかしいな…どういうことだろう…と不信感をいだくようになり、信頼関係が崩れていきました。その母親の娘は、可哀想だけれど、音楽性がまるでなくて、却ってそれが気の毒で、少しでも歌えるようになれば…そして、家では母親の言うことは全く聴かず、練習しないそうで、練習の仕方を正規のレッスン以外に呼んで教えたりしたのです。母親の心境は、娘に自信がなくて自分ではどうしようもなくて、卑怯な手を使って、引っ掻き回して、自分の娘を何とかさせようという…そういうつもりだったのでしょうが、勿論そんなことがまかり通る訳がなく、「しばらく休む」と言ったので、「うちの教室はもう辞めてください。」と、申し上げました。ご近所なのですが、全くピアノの音は聴こえてきません。それはそれで仕方がないと思います。そんなこんなで、果たしてどうして行ったらよいのか悩んでしまったのです。でも、今度レッスンに連れていく生徒のお母様たちは、「先生が連れていって下さるなら、お伺いします。先生と一緒がいいです。みんな一緒に仲良く行きましょう!!」と、おっしゃって下さいました。金子先生、ステップに向けてまた頑張ります!!子供たちと、しっかりと教えを受けて、そして、また話し合って、頑張ります!!本当に有難うございました!
  • 今後は何事もご自分の考えをしっかり持ち、他人がどうのこうのでなく、常に自身を省みながら謙虚に、そして何が大切かを常に考えて行動なさるといいでしょう。人間は誰でも長い人生、失敗することが起こります。

    しかし同じ事を繰り返さないことが大切でしょう。常にその経験を糧に前に進んでくださいね。

    頑張ってください。

ありがとうございます

最終更新日時:2007-09-10 / 投稿日時:2007-09-10
  • 投稿者:ひらひら
  • 先生、お忙しい中本当に有難うございます。昨夜は、暗闇にはまってしまって、一睡も出来ませんでした。でも、金子先生からご丁寧な、温かいお返事をいただいて、ようやく頭の中が整理されて参りました。私は、生徒たちに(特に小学生)私のコピーをさせたくて、歌って踊っているのではありません。まだ、幼く自分から表現することを分からない子供たち、表現することを知らない子供たちに、心の中で眠っているかも知れない感性を導き出してあげることで、自分でも気がつかなかった「自分の感性」に目覚めて欲しいからです。私が、ヤマハの音楽教室で、電子楽器のオーケストラでしたが、椙山知子先生が身体を一杯使って燃えるような目で私たちをご覧になりながら、力強い指揮をなさいました。私は、その先生の指揮を今でも覚えています。特にベートーヴェンなどのきっぱりとした表現が必要な時など、その指揮を思い出しそして、身体から熱いものが沸いて出てくるのです。「電子楽器に命を吹き込みなさい。楽譜に命を吹き込みなさい。あなたたたちが、楽曲を生きたものにして、聴衆に届けるのです。」そうおっしゃいました。私は、学校でも大人しくて、平和主義で、自己主張が下手な、ストレスの多い子供でしたが、こういうときに私には、言葉は、出なくても「私には、表現したいことはたくさんあるんだ」って気がついて、どんどん音楽の世界の魅力に惹き込まれていきました。クラスの皆で、アンサンブルで、即興演奏をしたことがありました。先生が私の顔をじっと見つめると、私は、どんどんメロディーが溢れてきました。本当に楽しかったです。そんなことを経験しているので、大人しい控えめな生徒でも、もしかすると熱いもの持っているかも知れないと思って引き出してあげたい…そしてそれを自覚すれば、表現することの面白さを知れば、あとはほっといたって、歌いたくなるものだと思うからです。私自身がよく「歌いすぎ、やり過ぎ、自分の世界に入りすぎ」と、講評に書かれます。でも、出てこないより良いと思うのです。もちろん独りよがりの表現ではいけないと思いますが、たたかれて、悩みながら、また、自分の道を見つけて行こうと思っています。表現もさることながら、魅力的な音も、ちゃんと子供の頃から心がけていかないと、急に出せるものではないと思います。指導者が行く先をちゃんと把握して、そのためにこの子は、さし当たって何を一番指導するべきか、その次に何か…という風に無駄なく順序よく引っ張っていく…そういうつもりで、指導してきたつもりです。私の先生は、恐らく私を鍛えるために、時には、そういう難しいことをおっしゃって、私が、また考えて、答えを出していくことを、指導者として、自立して、自分の方針を打ち出していく強さを、力をつけようとして下さっているのだと思います。でも、それは、苦しいと思うことの方が多いです。責任が重いからです。私の先生は、絶対に答えをおっしゃいません。考えることが大切だからだと思います。それから「躍動感」というものを引き出すのも本当に大変なことです。ちょっとその気にさせれば、すぐに乗ってくる子は良いですが、かなり労力のいる子もいます。金子先生が「メロディーの行く先」と、書いておられますが、この旋律は、どこに向かっていき、山はどこで、どこで閉じていくのかというような、フレーズの抑揚の基本を教えて、曲の中で応用させていき、そして心を込めて歌う。私自身、曲が大きくなると、見落としている部分がどうしても出てきて、レッスンのときに先生注意をしていただきます。そして「さぁ、そこへあなたの心を込めて…やってごらんよ…」と、先生がおっしゃって、私が、心を込めて弾いてみると、見違えるようによくなることを実感致しております。こうやって想いを文章にしてみますと、冷静に判断が出来ます。私の先生は、私の演奏をお聴きになるとき、遠くから目を閉じてじっと聴いてみたり、そばへいらして、大きな声で歌って下さったり、私の前から顔をのぞいてにっこり微笑んだり…色々やって下さいます。決して何もしていない訳ではありません。同じ門下の高校生の男の子がベートーヴェンのソナタをレッスンしているとき、先生が大きな声で叫んでいるのを聴いたことがございます。金子先生の「指のメトード」を私の生徒たちは使わせていただいております。確実に効果が出てきております。ハノンと合わせて、また全調のお勉強と合わせて、勉強させていただいております。鍵盤の真ん中をしっかり打鍵して、スピードのある集中した打鍵が出来てきて、音がすっきり無駄がなくなって参りました。同時に、肩や腕の脱力も気をつけていけば、短い期間で確実に効果出せると言う事が、今、実感致しております。私は、生徒のレッスンを、自信を持って行いたいと思います。私のように、幼少の頃の体験が、大人になっても良い影響として残るように、そういうものを、生徒たちに与えたいと思います。とても長くなってしまって本当にすみません。でも、今日の体験は、私が、もっと歳を重ねたときに、振り返り、金子先生のお言葉なしでは、迷ったまま、途中で挫折してしまったかも知れない…思い起こすであろう貴重な体験でございました。本当に本当に有難うございました。これからもどうか宜しくお願い申しあげます。
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